実写版進撃の巨人!?「大きな人間」をどこまでもリアルに作った彫刻作品

今回紹介するのは、ロン・ミュエクの巨人をテーマにした彫刻作品。凄いのはそのリアルさ。表情から肌の質感、シワの一本一本に至るまでとことん精巧に作られています。どこにでもいそうな普通の人間を大きく作るというのが、逆に遠近感を狂わす不思議な作品。

制作の様子。リアル過ぎて人造人間を作ってるみたいだ。

制作の様子

パラソルの下でくつろぐ老婦人。近くに座る人と比べると、その巨大さが分かります。

パラソルの下でくつろぐ老婦人

これだけ巨大なのにアップでみるとこの質感!何を考えてるのかまで想像出来ちゃいそうなリアルさです。

これだけ巨大なのにアップでみるとこの質感!

皮膚の微妙なたるみやシワ、血管にに至るまでリアル過ぎです…。

皮膚の微妙なたるみやシワ、血管にに至るまでリアル過ぎです…。

なんという存在感。

なんという存在感

こちらの表情もすごい。微妙な肌のシミまで再現されています。

微妙な肌のシミまで再現されています

こちらは横たわった頭部だけの異色作。

こちらは横たわった頭部だけの異色作

地面に顔をつけたときに出来る、シワの一本一本まで刻み込まれています。

シワの一本一本まで刻み込まれています

展覧会の様子

展覧会の準備の様子を撮影した動画もありました。

出典:Fondation Cartier pour l'art contemporain

…というわけで今回は、ロン・ミュエクの巨人をテーマにした彫刻作品でした。このリアルさはやばいですよね。一度実物を見てみたい。