映画は色だけでここまで変わる!同じシーンを違った色合いで比較する動画

「Color Reel」は、映画にとってどれほど色が重要かを、まざまざと見せつけてくれる映像作品。「THE HOUSE ON PINE STREET」という映画のワンシーンを様々な色に変化させていきます。映像の印象や役者の演技まで違って見える!

動画はこちら

再生時間は、2:19です。

画像で紹介

まずは肌の質感の変化。右側の薄いベージュ系の色合いでは肌はさらさらっとした柔らかい印象。左ではコントラストが上がって影が濃くなっています。こちらはファッション誌に載っているようなクールな印象。肌の質感もツヤツヤと少し固いように感じます。

まずは肌の質感の変化。

さらに全体を明るくしてピンクを強めると、元気で女の子らしい印象に。(画面左)

元気で女の子らしい印象に。

こちらは部屋の照明のイメージがガラっと変わります。画面左では部屋の明暗がハッキリして一気にムーディーなイメージ。

明暗がハッキリして一気にムーディーなイメージ

同じく部屋の照明。左側は部屋全体に重厚感があって、壁の絵なんかは色だけで高級にさえ思えてきます。

壁の絵なんかは色だけで高級にさえ思えてきます。

こちらは左側が白っぽい色調。画面右のようにコントラストを強めて緑を強調すると…

コントラストを強めて緑を強調すると…

…印象はガラリと変わります。色だけでホラーやサスペンスを感じさせます。

色だけでホラーやサスペンスを感じさせます。

こちらも似たような調整の仕方です。廊下に置いた扉が、左側では一気にホラーな印象に。

廊下に置いた扉が、左側では一気にホラーな印象に。

同じくホラー系の演出。役者の演技までシリアスで迫真に見えてきます。

役者の演技までシリアスで迫真に見えてきます。

紹介した動画:Color Reel - The House On Pine Street

…というわけで今回は、映画の同じシーンを違った色調で比較する動画「Color Reel」でした。あらためて色が与える印象の効果に驚きました。色を意識すると、普段見る映画の見え方も違ってきそうですね。