日本の心をいただきます。食べられるミニチュア石庭の和菓子「心安寺石庭」

2014年6月10日

今回紹介するのは、日本の石庭をモチーフにした美しい和菓子「心安寺石庭」。岩石や落ち葉の形をしているのは、お米の粉や水飴を固めて作る「落雁」。それを玉砂利に見立てて敷き詰めた砂糖の上に並べます。波のような模様「砂紋」を作る道具までついてます。

和菓子と道具がひとつのキットにまとまっています。自分で「砂紋」を書けば和の心を感じれるかも。

和菓子自体も良く出来ています。岩の苔まで再現されてますよ。小さな形がとっても可愛いですね。

箱はとっても上品な雰囲気。シンプルなので中身が想像できず、人にプレゼントしたときなんかは開けた瞬間にビックリさせてあげられそう。

道具を取り出して、和菓子を並べ、模様を描いて、最後に食べる。ただ単にお菓子を食べるのとは一味違った、ゆったりとした時間が過ごせそう。

ちなみにこの和菓子は「Tokyo Midtown Award」という和をテーマにしたデザインコンテストの受賞作品です。
Tokyo Midtown Award 2012｜デザイン & アート｜東京ミッドタウン

…というわけで今回は、石庭をモチーフにした和菓子「心安寺石庭」の紹介でした。和菓子一つにも、これだけのアイディアとユーモアが込められていると、食べるのが特別な時間に感じられますよね。